ひと昔前は、3K(キツイ、汚い、給料安い)と呼ばれていましたが、その中で給料に関しては場所にもよりますが、改善されてきました。
しかし、いくら給料が良かったとしても、環境が悪かったら、長続きしません。
介護職の悪い環境とは、どういった環境を指すのか、これからご説明させてもらいます。
安定していない=慢性的に人手不足と考えられます。ただでさえ人手不足と言われていますが、常にまともなシフトが組めない職場は、必ず何かしら原因があると考えた方が良いです。
サービス残業は論外ですが、残業してもしなくても残業代が固定の”みなし残業”も一見すると良いようにも見えますが、この制度を取り入れている職場は、残業代で稼ぐことが、ほぼ不可能な状態になります。”みなし残業”代を含めても、一般的な給料より少し良いかなくらいだと思います。残業しても休日出勤しても、”みなし残業”に含まれますので感覚的にただ働きになります。
人手不足に準ずる所がありますが、誰か1人休むだけで、休みの人が出勤しなければならない、このような職場も注意です。人はON、OFFの切り替えも大事なので、緊急時以外で1カ月に1回以上あったら考えた方が良いです。
介護職では、結構ありがちだと思いますが、月に一度あるかないかで、あったとしても、しっかり残業代が出る職場であれば良いですが、そうでなければ良い環境とは言えません。
せっかくの休日なのに、緊急時以外でLINE.電話等で頻回に仕事の件で連絡がある場合も注意です。これが日常的だと休まるのも休まりません。オンオフがしっかりとしている職場が理想です。
私の経験ですが、退職理由として最も多い理由の1つだと思います。人間関係が悪くなると一気に職場に居づらくなります。自身が原因ではない、上司からのパワハラ、同僚からのいじめ等が日常化している職場は良い環境とは言えません。
休憩まともに取れない職場は、基本的にギリギリの人数で回していることが多いと思います。特にユニットケアの現場で多く見られます。休憩が取れないと心に余裕が生まれず、イライラしたりすることが増えてしまいます。夜勤については、休憩がある職場が望ましいです。
一般的な認識では、事件になるような事案も、認知症と言う病症により、お客様からのクレーム・暴力・暴言・セクハラが日常の環境下で仕事をしなければいけません。
お客様は、ゆるされても、職員からは、ゆるされません。認知症を言う症状を、しっかりと理解した上で仕事をする必要があります。
ただでさえ過酷な環境で働いているのに、上記に説明した悪い環境が重なると、精神的に限界をむかえ退職と言う結果に繋がります。
人手不足や給料等は会社側に原因があると思いますが、人間関係の部分については、退職率の多い原因の1つであり自身が原因の場合もありますので、回避する方法を紹介します。
女性が多い職場なので、特にありがちだと思います。悪口を言うと必ずどこかで、聞いている、もしくは話した相手が告げ口をしてしまうと言う悪循環な結果に繋がってしまいます。
飲み会で、愚痴を言ったりして発散するのも良いとは思いますが、実際は根本的な解決にはならないです。職場では、その悪口を言っている人と顔も合わせると思いますし、悪口を言うことで悪化を招きます。
仕事のことで注意することと、悪口を言うのは別だという認識を持って接すると良いです。
上司から指示されて、毎回理由を付けて反発する人がいますが、これも人間関係を悪くするうちの1つです。
”無理です”、”できません”と言う言葉は、上司からしたら一番嫌なタイプになります。
〇〇さん、午前中に〇〇さんの部屋の清掃やってもらっていい?
その人の部屋はやったことがないので無理です。
これでは印象は悪くなってしまいます。そうならないように、必ず指示されたら、お伺い、提案をすることです。
〇〇さん、午前中に〇〇さんの部屋の清掃やってもらっていい?
わかりました。その人の部屋は初めてなので注意点があればお願いします。
上記の言い方に変えるだけで印象が良くなります。どうしたらできるかを先に考えることが大事です。何も考えずに”できません”、”無理です”は止めましょう。
職場で、合う人も居れば、必ず自分と合わない人が1人は必ず居ると思います。合わないからと言って態度が、あからさま過ぎると人間関係が悪くなる要因の1つになってしまいます。
方法として、どちらのタイプ(合う・合わない)についても仕事と割り切って深入りしすぎないことです。深入りしすぎることによって関係が変わってしまうことがあります。仕事に支障をきたさない程度で接することが望ましいです。
この環境下で働いている場合は、速攻で辞めて転職した方が良いです。生活もまともにできず、精神的に辛い。これでは、何のために働いているんだろう・・・と悩み鬱になってからでは遅いので、そうなる前に脱出しましょう。自分を守れるのは自分だけです。
①のパターンでは、精神的に耐えれる人は何とかやっていけるかもしれませんが、長続きはしないと思います。給料が高い分、仕事量がハンパないことが多いです。時期を見極めて転職する方が良い選択だと言えます。
②のパターンは、家庭を支える立場になると収入が低い面で厳しいと言えます。パート等の働き方であればベストな選択だと思います。
皆が求めるのは、このパターンだと思います。
こんな職場なんてないよ・・・
と思っている人は、あきらめないでください。
確実にこのような職場は実在します。
その方法をこれから、お伝えします。
私自身、当初は、上記の3パターンの△に該当する職場で働いており、環境に限界を感じ転職活動をしていました。
約1年自身で求人を見て直接面接に行っていましたが、結果として希望に合う〇パターンの職場を見つけられませんでした。
あるとき、介護の求人サイトに登録した所、一発で希望に沿う職場を見つけていただき、現在の職場で収入も良く、環境も良い〇パターンに転職することができました。
上記のようなメリットがあります。転職は妥協せずに納得行くまで探すことをオススメします。
プロに任せることによって、探す手間を短縮&条件の良い職場を的確に探してくれます。
是非活用して、より良い職場で働けることを願います。
今の現状を変えたいと思っている人は、思っているだけでは何も変わりません。
思ったら、次は行動あるのみです。
最終的に決断できるのは、自分自身しかいません。
アドバイスをもらって、やる気が出ている状態で即行動をしましょう。
次の日まで待ってたら、いつもの日常の繰り返しです。
収入も高く、環境も良い〇パターンに1人でも多くの介護従事者が転職できればと思い、この記事を書かせていただきました。
今後も、介護の仕事で役立つ情報を記事にしていきますので、よろしくお願いします。
読みやすかったです^ ^
介護現場と裏事情をわかってる人の記事だなと思いました。ついつい不平不満、愚痴を口にしてしまいます。理由はわかって欲しい、信じて欲しい。そして少しでも吐き出せてスッキリしたい。とかですがそれぞれの立場も正義にも違いがありますよね。同じ考えならそれは素敵なことですが、人の考えや気持ちはその時々で変化します。それにその時吐き出しても『実際は何の解決にもならない』ですね。
身にしみます。勉強になります(^ν^)
また読みに来ようとおもいます!